平尾歯科クリニック | 日記 | 歯周病が進行したその歯、救えるかも


2020/02/03
歯周病が進行したその歯、救えるかも


何も異常がない時から歯医者さんに通うのが理想的。とはいえ、久しぶりに受診すると「歯周病になっていて、しかも顎の骨が大きく失われるほど悪化していたのがわかった!」なんて患者さんも時にはいます。歯周病が進行すると顎の骨をはじめとした歯の周りの組織が失われていきます。それらは歯を支える役割を担っているため減ると歯の寿命に影響が。でも「歯を残したい」という患者さんの救いとなりうる「歯周再生療法」があります。現在よく使われている歯周組織再生材料に「エムドゲインゲル」というのがあります。これは歯茎をめくり歯の根に塗布して使用するジェル状のもので、ジェルに含まれるエナメルマトリックスタンパクの刺激により歯を支える組織の細胞の再生が促進されます。これは誰もが行える治療ではなく欠損分の状態によって向き不向きがあります。また治療後の注意点もたくさんあり、治療結果の確認は8〜9ヶ月後になります。何よりどの治療も患者さん自身の歯磨きの改善や定期的な通院が大切です。治療する前に、歯周病が進む前に定期的な通院を心がけましょう。

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